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マヌカハニーが危険であると騒いでいる人がいる。
何が危険だというのかを聞くと、その主張は「発がん性」だった。
マヌカハニーの有効成分に「メチルグリオキサール」がある。
メチルグリオキサールは、魚の焦げ目に含まれることが知られている成分である。
そこで、「魚の焦げ目=がん」という連想が頭の中で成立している人の場合、そこから「マヌカハニー=危険」という図式が成立し、件の主張となっているわけだ。
しかしもうお気づきのように、これには科学的根拠はない。
また、メチルグリオキサールの研究者である東北大学の小川晋准教授は、【マヌカハニーに含有されるメチルグリオキサールに発がん性があるというような発表は全くしたことがなく事実無根である】と声明を出している。
もちろん、健康に効果的と言われているマヌカハニーも、それは「適量摂取」していればの話であり、かなり栄養価の高いマヌカハニーだからこそ、過剰摂取してしまえば、その高すぎる栄養価が仇となり、健康へ悪影響を及ぼす危険性があるのは間違いないが…。
ここを注意さえすれば、特段、問題はないと言えるものだ。
また、「マヌカハニーの80%は偽物である」という事実にも注意が必要だ。
実際の年間生産量が1600トンの公表に対し、販売されているマヌカハニーの取引量は10000トンとなっている。
では、8400トンは何なのか?ということである。
過去の追跡調査では、マレーシアで80%、シンガポールで70%が偽物であることが判明した。
やはり、今のところマヌカハニーは発祥の地であるニュージーランド産が信頼できる一択と言えるだろう。
偽物が多く出回っている事実がある以上、消費者は偽物をつかまされないように賢明でなければならない。
偽物を使用して「効果がない」と騒いでみても、それは悲しいばかりだ。
現在日本の企業で、ニュージーランド現地に事業所を設置して、日本人向けに本物のマヌカハニーを流通する試みを行っている会社がある。
非常に不能率ではあるが、高い活性度を具えるストロングマヌカハニーを得るための必須条件としてこだわっているとのこと。
この会社の製品の詳細は以下のページで確認できる。